海猿ははの旅行記 番外編

天国にいちばん近い島 ニューカレドニア



  2012年1月30日(出発)〜1月31日(1日目)

つたない旅行記愛読者の皆様こんつわ〜
2011WDWクリスマス&クルーズ旅行記最新編の執筆に追われるなか、
あまりに日本が寒いので、『HISの初夢フェア』を利用してちょっくら南の島へ行ってまいりました
思い出が熱いうちに番外編としてWDW編よりひと足先にお届けします


見出しの窓写真は、写真家のヤン・アルテュス=ベルトランによる写真集『空から見た地球・21世紀への遺産(La Terre vue du Ciel)』
の表紙の写真で有名になったグランドテール本島の北部にあるマングローブで出来た
『ヴォーのハート』です

成田20:55発エアカランSB801にて一路ニューカレドニアへ約9時間半の旅、成田便だと夜出て現地には早朝到着という利便さ

エアバス330機内、シートの模様も熱帯魚で可愛え〜〜(≧∇≦)
カップ受けやコートフックも付いてる機能的な座席 アイマスク・歯磨きセット・イヤーウィスパーと同等の耳栓まで入った機内アメニティ、、(何も出ないデルタとはエライ違いだわf(^_^;)
 お食事の前のお飲み物でワインを頼んだら「お食事の時用に」ともう1本くれますたf(^_^;  南半球って確か渦が逆回りなんだよね?
 こちらはポークナナゲットのマスタードソース添え  こちらはサーモンのもろみソース(和食) デザートのイチゴムースが超ウマですた

座席にモニター付いてる〜♪と喜んだのものの、上映映画は最新モノで「キャプテンアメリカ」と「リアル・スティール」、しかも吹き替えはフランス語と英語のみ、唯一の日本語映画は「外交官黒田もの『アンダルシア 女神の報復』、しか〜し、巻き戻しも早送りも出来ないので最初から観るには前の回が終わるまで待たなければならないという不便さ、、o(TヘTo) そう云えばこの映画に話題の「黒木メイサ」が出てたのね

だので食後はワインの酔いも手伝い早々に爆睡(-_-).。oOO グゥグゥ

 朝食はフルーツパンケーキ、マフィンも美味ですた  到着前にニューカレドニアの位置を勉強しましょう

 ニューカレドニアは南半球の西経164度と167度の間、南緯20度と22度の間に位置します。日本からずっと南下してすこし東より、ちょうどニュージーランドの上あたりになります。地理的にはオセアニア地方に属しますが、タヒチ・フィジーなどといっしょに南太平洋の島々のひとつにくくられることが多いようですが、実際には、フィジーからは1,500km、タヒチからは5,000kmも離れており日本からの距離ははおよそ7,000kmです。

総面積は18,576 km2。フランスパンのように細長い形をしたグランドテール島が本島で、長さ約400 キロ、幅50キロ、南太平洋ではニュージーランド、パプアニューギニアに次いで3番目に大きい島です。本島周辺には松林で有名なイル・デ・パン、リフー島、マレ島、ウベア島、ウアン島など美しい白砂のビーチに縁取られた島々が点在しています。
本島の中心を約1,000 メートルの山脈が走り、東西の風景と気候を特色あるものにしていて、東は豊かな雨量のため緑が多い一方、西は乾燥し、赤土がところどころ表面にのぞいています。全長およそ1,600kmにわたるリーフ(堡礁)の輪によって囲まれ、その結果形成されるラグーン(礁湖)は、面積にして24,000km2におよぶ世界最大規模のサンゴ礁です。
ニューカレドニアは良質のニッケルの産地としても有名で、その埋蔵量は世界第1位といわれています。
(以上、ニューカレドニア観光局資料より抜粋)

→ニューカレドニア観光局のHPはこちらをクリック

 1/31am5:30(現地時間1/31、am7:30…以後現地時間にて表記)トントゥータ国際空港到着、日本との時差は+2時間
 空港内の両替所は入国審査より前のこちらのみ、ホテルや街中での両替も可能だが、レートが悪いとのこと、ただこちらでの両替は1回につき手数料が700CFPも取られた(-_-;)  入国審査の待ち列がガラガラになるほど両替には時間がかかるっす(>_<)  
リニューアル中?なのか天井剥き出し  税関審査を抜けて・・・ やっとこ入国
今回HISのツアーでしたが、現地では「アルファインターナショナル」という現地ツアー会社がお出迎え、バスは他旅行社のツアーも混在して各ホテルへ、、数軒のホテルを経由してam10:00過ぎホテル・ル・サーフ到着
アンスバタビーチ地区の外れ、海岸沿いに建つ古いホテルでしたが、掃除も行き届いてお湯の出も良く、ツアー内容ではガーデンビューなハズが窓から海が見えてラッキー♪ 激安ツアーのホテルとしてはマジ及第点( ^^)ok

アーリーチェックインのオプションをつけたので荷物を置いて着替えて早々に街へ繰り出し〜♪(アーリーチェックインを付けない場合でも荷物をホテルへ預けて外出することは可能)
熱帯後が泳ぐカラフルなニューカレドニアのお金、懐かしい〜♪ そう、その昔数十年前にダイビングでタヒチを訪れたことのあるアテクシは、このお金を見るのは2度目なのダ( ̄∇ ̄)、レートは1CFP(パシフィックフラン=0.92円、コインは左から100、50、20、10、5、1cfp(一番右端のコインは日本の100円硬貨ね) コインもお札もデカクて日本の財布ではきちんと入らず難儀である(~_~;)
ホテル・ル・サーフは深夜1時まで営業のカジノを併設、そのせいで夜ウルサイ?というクチコミもあったけど私たちの部屋は静かですた、カジノの真上にあたる部屋とかだと確かにウルサイかも・・・
ランチを食べにバスでヌメア市内へ、ワンマンバスだが降りる停留所のアナウンスなどは一切無し、乗客は降りたいバス停の手前でブザーを押す、、(って、初めての街でそんなもんワカランがな〜(~_~;)  料金は何処まで乗っても大人1回210cfp、運転手にお金を渡すとこんなチケットをくれる  そのチケットを乗り口にあるこんな器械に通す、子供用のチケットにはクマノミ柄も。。欲しかった〜(;∇;)/~~
 
一見二度手間のようだが、日本のような料金回収システムが確立されてないようでネコババ防止策なのかな??、、この器械が壊れていたバスに乗車した際、運転手がその場で破いたチケットの半券を渡され、「なにも破かんでも〜」と泣いたのだった..(;_;)
 15分ほどでヌメアの中心地へ到着
 市民の憩いの場、ココティエ広場
 日本人のカップルがウエディングの記念撮影をしてますた
(ハネムーン写真は@35,000CFP!カップルだから×2で70,000CFPね)
 
アンスバタ地区のホテル群から市内の観光要所を巡るプチトレイン、1日に数便あり、駆け足で回るにはお手軽な観光手段とのこと  
 有名な音楽堂   地元の人に大人気だと云うマック
 やっと見つけた〜♪ シェ・トト  観光局から取り寄せたガイドの右上に掲載されている
うぎゃ〜店内は地元の人ばかりで、に、日本人が居ない(T◇T) フランス産のビール@400CFP

パリで9年、名古屋で6年腕を奮っていたという南ブルゴーニュ出身のオーナーシェフと、日本人のマダムが4年ほど前に移住して開いたというお店は、舌の肥えた地元の方たちで昼夜を問わず大人気、満席だったらディナーの予約だけでも入れて貰おうとダメ元でランチに訪れたが案の定満席(T_T) だが、マダムの計らいで運よくランチにありつけることに・・・もちろん日本語メニューも有るが、おススメの魚料理などは黒板に書かれたフランス語のみ、、フランス語が解らなくてもマダムに聞けるので安心である( ^^)b
こちら前菜のニシンのマリネ1300CFP、「ニシンってこんなに美味しい魚だったっけ?!と驚愕のお味 こちらは南の島ではポピュラーなマヒマヒ(シイラ)のソテー・バルサミコ酢2200CFP
 
デザートも食べたかったけど小悪魔と2人でシェアしたこの2皿だけでお腹いっぱいになり断念(>_<)、、今晩の予約を入れてアウトする。そうそう! トトの看板を見つけ店内で食事中の日本人カップルを見て「あったあった!ここだここだ!」と入ろうとすると、中から出てきた店主が「トトか??トトは隣だ」と左を指さされギャフン、、お隣の店主が親切だったから助かったが、解らなかったらそのまま隣の店で食事してしまってたかも〜(~_~;

美味しいランチの後は同じく観光局から取り寄せたガイドに載っていたセレクト・ショップへ、、しか〜し、ガイドに掲載された地図が超大雑把なイラストのみで行けども行けどもそれらしいお店が見つからない、、、炎天下の中20分以上も歩き、もう郊外へ出てしまう〜と半ば諦めかけ戻ろうとした矢先、ようやくお目当てのお店『アングーン』を発見
カラフルでゆるリラックスなリゾートドレスやサンダルなどが並ぶ店内 こちらの左端のパーティバッグに一目惚れ、色違いだが「ラスト1」と云われ最後の1点をお買い上げ、どうしてもコレが欲しくてはるばる訪ねたのでラスト1が買えてラッキー♪
以前はマルシェで洋服店を出していたが、2009年の春此処にセレクトショップをオープンさせたというオーナーのオロレイ・ティソさん、アイテムを買い付けにインドやタイ、パリを良く訪れるそうな・・・ もう殆ど郊外へ出る・・という坂道の途中にあるお店、市内のお土産店に並ぶ品とはひと味違う「ゆるリラックス」なグッズたちと出会いたい方は是非訪れてみてそ( ^^)b
 

後から気付いたことだが、多くのショップは昼時はお休みでこのお店も直前まで閉まっていたらしい、レストランは11:30ぐらいから2時ぐらいまでのランチタイムで一旦閉まり再び夜に店を開ける、ショップは昼時の2時間くらいお休みしてまた14時ぐらいから夕方まで営業…と、ニューカレドニアでは朝から夜までぶっ通しで開いているお店というのはほぼ無いので、買い物や食事には要注意である、24時間開いてるコンビニがある日本ってスゴイんだな・・と改めて感心した(-_-;)
この屋根のある休憩所みたいなのがバス停、屋根がなくポールが建ってるだけのバス停も・・ 電線にひっかかった不思議なスニーカーを発見!(投げて遊んでいるうちにひっかかっちゃったのかしら??) 渡り切る前に赤に変ってしまう超早い信号
マルシェの隣にあったベタな遊戯施設、お城まであったよ(爆)
市内にはエルメスやロクシタンなどの高級店も並んでいるが、後は観光地の土産屋というより「市民の普通の買い物の場」と云った感じ
セント・ジョセフ大聖堂(撮影は許可を得て撮らせていただきました)
市内のパン屋さんで朝食用のパンを購入、この日の天気は時折スコールが降ったり止んだり、イマイチすっきりしない天気だったので一旦ホテルへ引き上げシャワーを浴びて昼寝することに・・・
ホテルに送迎に来ていたダイビング・サービスの車、3日目にダイビングツアーを組み込んであるのだワクワク〜♪( ̄∇ ̄)
ホテル前のバス停、一応時刻表も出てるが「あって無いようなモノ」らしくツアーガイドによれば「15〜20分待ってればそのうち来ます」とな
シェ・トトの予約は19:30、でもバスは19:00ぐらいまでしか運行していないため市内で時間を潰そうと早めにホテルを出発した…のだが、まだ18:00前だというのに殆どの店がシャッターを下ろし既に閉店Σ( ̄□ ̄ ||、、昼間あんなに賑やかだった街はまるでゴーストタウンさながら、誰も居ない街をゴミ回収車が通り早朝のよう、、、その代わりに朝は早くマルシェは早朝5:30ぐらいから開いているらしい・・・
夜の音楽堂  HOTEL DE POLICE=警察署のこと  柔道か合気道の道場、フランスは柔道が盛んなのだとか・・

昼間探しきれなかった有名なショコラの店『ショコラ・モラン』を探したりして時間を潰しているうちにあろうことか迷子になり、行ったハズのシェ・トトの場所さえも判らなくなってしまった(T◇T) 。。地図も無く路頭に迷っていると、車で通りかかったフランス人のオバちゃまが車を停め
「どうしたの?迷子?」と心配そうに声をかけてくれた
「シェ・トトに行きたいんだが迷った」と云うと、オバちゃまは助手席のご主人と顔を見合わせ、
「シェ・トトなら行き過ぎてる、もう少し戻ってあの角を右に曲がったところよ」と親切に教えてくださった!
助かった〜(//∇//)メルシーマダム、、ニューカレドニアの人たちは皆さんホントにこやかで親切だわ〜


ン○年前のタヒチ旅行でちょこっとだけフランス語をかじったが、朝夕の挨拶と死活問題の「トイレは何処ですか?」と「これは何ですか?」と「すみませんが…」の3言だけは今でも忘れることなく覚えていたのもラッキーだったかなf(^_^;
やっと到着、、古いポスター画やオーナーシェフのお父上お手製のオブジェが飾られた店内
ディナーにはマダムおススメのボルドーを開ける 自家製田舎風パテ1300CFP旨ま〜 
評判のエスカルゴ、こちらは1人前で1100CFP ランチでいただいたニシンのマリネは売り切れ(黒板の一番上が消されてる)
鴨肉のソテー・オレンジソース2500CFP、付け合わせのポテトパンケーキも美味 オーナーシェフのクリストフさんとマダムのサオリさん

御主人が私達を見つけ「オ!ヒサシブリネ!」と声をかけてきた、「昼にあったばかりでしょ」とマダムが云うと「ダカラ、オ、ヒサシブリナノヨ」と達者な日本語で受け答えをするお茶目な御主人は「この人の作る料理は旨いんだろうなぁ」と思わせる恰幅の良さ
帰ろうとするとまた雨が降り出していた、、マダムによると「ここのところ天気が悪い、遠いけどサイクロンが来てるらしい…」とのこと..orz

エスカルゴのソースが美味しすぎてパンをお代わりしてしまい、またまたデザートまで廻らなかったのが悔やまれる(;∇;)/~~

帰りはバスが無いのでタクシーを呼んでもらう、市内からホテルまでは1120CFP+送迎代160CFPほど
明日は森村桂の小説『天国にいちばん近い島』の映画舞台にもなった『ウベア島』へ、ホテルへの迎えが7:10という早さ(@_@;)なので、驚異の22:30就寝zzz


〜2日目(2/1)へつづく〜

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