ヌメアへ生還



〜4日目〜2012年2月3日

 翌朝、、静かな波の音で目が覚めた・・

怒涛の一夜が明けると、昨夜の豪雨がウソのよう、目の前には青く優しい海が広がっていた・・
海に突き出たベランダが特徴のビーチバンガロー、ベランダから直接浜辺へ降りることは出来ないが、満潮になるとちょっとした水上コテージ気分も味わえる仕掛け
海沿いに並ぶコテージ式のバンガロー、右端の写真の木はイル・デ・パン島の名前の由来にもなった南洋杉
 ※フランス語で『ILE DES PINE』は「松の島」という意味、何でもその昔キャプテンクックが海洋上から見た島の木を松と勘違いしてその名を付けたとの説がある、実際には松の木は無く南洋杉
ヒィ〜〜、ヤシの実がたくさん落ちてるΣ(T◇T)。。頭の上に落ちなくて良かった..orz
 メラネシアの神々の木像が立ち並ぶ遊歩道、屋外のシャワー設備がイイワ〜
 デッキチェアーやバーカウンターが並ぶであろうプールサイド
簡素だが心のこもった朝食ブッフェ、カフェオレはボウルでたっぷりといただきます、マンゴーが美味しかったわ
嗚呼、、・こんなアクシデントでは無く、天気の良い時にまた此処に泊まりに来たい・・・(;∇;)
ガーデンコテージ、洗濯モノが干してあるコテージもあり、長期滞在者やダイバーに人気らしい・・(ショップが閉まっていたので確認出来ずだったが、ガイドブックに寄ればダイビング・サービスを併設してるとのこと)
 雨のためガーデンテーブルが室内に仕舞われていたが、晴れていれば水平線に沈む夕陽を見ながらベランダでビールを・・・さぞかし夢のようなひと時がすごせたんだろうなぁ・・・(T∇T)/~~
コジューホテル、各コテージの配置図、、私達の泊まったのはNo.29、遠いわ〜(T∇T)
10:30 チェックアウト、オバァちゃまから「貴女、それ夜会服みたいで素敵よ」と云われたサンドレスに着替えて空港へ。。(昨年バハマで買ったドレスだが、軽くて嵩張らないのでとりあえず持ってきていたのだ) 今となってはこうなることを予期した「虫の報せ」だったのか・・( ̄∇ ̄)))
 お世話になったジョンに別れを告げ「写真を撮らせて」とお願いすると、シャイな彼は「ワンショは否」と云うので2ショで…
 ※ジョンは「地球の歩き方」のニューカレドニア編に載ってます、彼の載ってるページを見せたら「この本のイル・デ・パン写真の半分ぐらいは僕が撮った」とな(へぇ〜@o@)


「また来られるように」空港で絵葉書を買いポストに入れる、、(出したことも忘れかけた頃ようやく日本に届いたf^_^;)
12:20発の臨時便で帰島、、出発する際のイル・デ・パンも到着したヌメアもまた雨が降ったり止んだりのスッキリしない天気
13:45、ようやくホテルに帰りつく、ベッドメイクされたままの部屋を見て心底「帰って来られて良かった」と涙、シャワーを浴びホテルのすぐ近くにあるハンバーガーショップへランチに、、サラダとドリンク付きのフィッシュバーガーセットは1095cfp、、エビ料理等に比べ意外にお高いのにビックリ(\_\)、、そう云えばマックのハンバーガーも高いと聞いた。。

ランチの後、お隣にある水族館へ、大人@1000cfp
小規模の水族館かと思いきや、意外や意外、、熱帯や汽水域に生息する植物や魚類から深海に至るまで、濃く侮れないその内容に脱毛(右の写真の青いポロシャツの方は水族館のガイドの方)
サザナミヤッコ タテジマキンチャクダイ=通称タテキン
海蛇も居ます
珍しい幻想的な「光るサンゴ」の展示

下の写真、このオバァちゃまが扉を開けなければ気付かずに通り過ぎてしまったであろう深海の展示部屋の入り口
深海艇を操作して6000m以上の深海へのバーチャルトリップも出来ます
大好きなモンガラカワハギちゃんも泳ぐ大水槽、珍しいオウムガイの展示もありました

右は出口にあった巨大なサメの化石(左の扉と比べてちょ) もちろんコレはレプリカだと思うけど、、併設されたショップに売られていたサメの歯の化石から実際にこんな巨大なサメが実在したのだと知りビックリ(@_@)…ジョーズもビックリよね
まだ時折スコールの様な雨が降ったり止んだりしていたが、、ちょうど水族館に入っている間にかなり降ったようで傘の無い私たちはラッキーだった


そして、イル・デ・パンのホテル代を支払いに現地ツアー会社のアルファ・インターナショナルへ向かう
何せツアーの注意書きには「水着を着て、ビーチタオルをお持ちください、多額の現金、貴重品等は必要無い」と書かれているため、クレジットカードはおろか現金もお土産代程度しか持ってなかったのだ、、、

それにしても、同行グループの7名全員が翌日もニューカレドニア滞在だったから良かったようなものの、コレがもし翌日が帰国日だったら、いったいどうなっていたのだろう???と思うとゾッとした、、Σ( ̄□ ̄;;

 ※てこって皆様、海外で離島へのオプショナルツアーを入れるなら帰国日前日は避けた方が無難ざます( --)b

 ホテル代と夕食&ワイン代合わせて22,300cfp、、そう云えば今日のオプションで頼んであったダイビングツアーは昨夜のうちにキャンセルと決まったらしく、こちらは全額返金されることになった、、これで相殺である。。てこってニューカレドニアでのダイビングは実現出来なかったのですた(T_T*)

アルファのオフィスにはお土産も売っている、、市価800cfpするニューカレドニアの名産「ニアウリのエッセンス」が600cfpと200cfpもお安いのでお買い上げる、、他にコーヒー豆チョコやバスソルトなども市内で買うよりお安く手に入るので、お土産を買うなら此処おススメざます
 資料館のような怪しげな店、売られているのは骨とう品というより博物館行きじゃないの?!というようなぶっ飛ぶ値段が付けられている・・・そしてようやく雨が上がり青空に・・
コンプレックスホテルのプロムナードには可愛いお土産店が並ぶ
プロムナードにある評判のパン屋さんで明日のパンを購入(右のガイド右側中央のお店)、どうしてもコレが食べてみたいとガイドに載っていたアップルタルトをお買い上げ♪
明日は良い天気になりそうだなぁ・・


夕食は例の「美味しいエビ料理を食べさせてくれる」というお店「カカオ・サンパカ」へ

 ※知らなかったけど、カカオ・サンパカというのはスペイン王室御用達の超有名なチョコレートの名前なのね(@_@);

シトロン湾に面したショッピングセンター内にそのお店はあった・・
右のガイドに載ってる、、って、昼と夜では写真から受ける店のイメージ全く違うじゃ〜ん・・・此処なら初日にヌメア市内からバスで帰る際、間違って一つ手前で降りてしまったバス停からホテルまで歩いた時に前を通ってたかも〜(ToT)
フォアグラのソテー2200cfp、、コレがまた激旨かった 白を空けます
またまた天使のエビをいただきます、、 こちらは香味野菜、どちらも2150cfp

正直云ってエビ料理に関しては「リンバ・ジュース・レストラン」のシェフに軍配を上げる、、ただフォアグラのソテーは魔痔旨かった、、う〜ん、、こんなに美味しいフランス料理がこんなに手頃なお値段で食べられるなんて!!!、食事するだけでも再びニューカレドニアを訪れたひ〜と思うほど、絶品のお味であった・・・( ̄∇ ̄)))
  カカオ・サンパカからは海岸沿いを通らずに山を越え水族館へ抜ける近道を歩く、、そして・・・満天の夜空に南十字星を発見する!

判り辛いので画像を加工してみました


 ★画像の中央辺り、十字架の頭を左に下げた形で斜めに見える小さい方の4つです、上にあるのはニセ十字で、多くの人がコレと南十字星を間違えるそうで実際私も上の十字を見て感動してましたf(^_^;、、南十字星は88星座の中でも一番小さいんですって。。

沖縄の離島でもある時期水平線ギリギリに南十字星を見ることは出来るが、こちらは南半球の本場モノ、プラネタリウムでしか見たことが無かったサザン・クロス・・4つちゃんと見えてる、、嗚呼、、感動で言葉が出ない。。。そのまま海岸へ出てしばらく満点の星空を眺めていた・・



明日は帰国日、エアカレドニアは預ける手荷物の重量制限が20キロと少ない、、今回荷物が少なかったのでスーツケース1つで来てしまったため、濡れて重いものは機内持ち込みにするしかない、、リゾートバッグを持ってきててヨカッタ
いつものようにジグソーパズルのような荷造りを器用にこなす小悪魔をぼんやりと眺めながら、今回の旅を振り返る間もなく深い眠りに落ちて行く・・・zzz


〜帰国日(2月4日)へ続く〜

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