5月27日 (木)

〜帰国日〜


午前8時前、最終チェックを終えメイドさんへのお礼の手紙と最後のチップを置き部屋を出る、と、ドアノブに何やら封筒が下がっている、「ん??」と思って開けると、それは・・・明細書だった(\_\)


深夜の訪問者の正体

なるほど昨夜の訪問者はコレを届けた「報せ」だったのね、だったら「フロントです」とか何とか云ってよね〜、というワケで明細書をざっと見ると、昨夜のうちに小悪魔がレシートで計算した額と合っていたのでフロントへチェックアウトに向かう。


さよならミッキー、また来るからね...

フロントの女性は「明細書はチェックしたか?間違いは無かったか?」と聞くので「合ってた」と答えると、「なら貴女のチェックアウト手続きはもう済んでるからそのまま帰ってOKよ、気をつけてね」と云われて「へ???」

どうやらルームキーにクレジットカード機能を組み入れたため、明細書をチェックして間違いが無ければ、フロントに寄らずにそのままチェックアウト出来る「エクスプレスチェックアウト」システムだったらしい
(注:ルームキーにクレジット機能を付けないとルームチャージは働かないので、どちらにしてもエクスプレスチェックアウトになるらしい)


 ※ルームキーに組み込んだクレジットの上限は$500、滞在中に限度額を超えると一旦精算をしなければルームチャージが出来ないシステムになっている、食事ぐらいでは$500を超えることは稀だが、お土産等もルームチャージで支払っているとすぐに限度額を超えてしまうので要注意ざます( --)b


ポップで朝食を食べても良かったのだが、空港で時間があるためフードコートで最後のコーヒーを貰ってバスを待つ。


ポップ玄関

トランク型のコンテナ、可愛え〜

「グヒとプルの派手な赤いバンだなぁ...」としか思わなかったバケーションクラブのバン、帰国後に自分が此処の会員になることなど夢にも思わずに・・・


アメ車をモジった可愛いカート

8:45、お迎えのバス、航空会社によってターミナルが違うため「2番目のバス亭で降りるように」と運転手から注意を受け乗りこむ


9:50オーランド空港着

11:40、セキュリティを通過した後にある空港内でホットドッグの朝食、はっきし云ってパークよりも安くて美味( --);

空港内にあるディズニーストア


11:00、最後のフライトチェックをして11:30発DL281便にて一路アトランタへ..

12:21、おつまみ程度の機内食

13:05アトランタ着、アトランタでの乗継は50分しか無いので急ぎトラムで移動する


そして、13:55発成田行きDL281便にすんなり乗り継げて帰国するハズだった...しか〜し・・・

〜来たよトラブルΣ( ̄□ ̄lll) 〜

オーランドで自動チェックインし発券された航空券が、何度トライしてもエラーで搭乗口を通過出来ない..係員がやってもダメ、とうとう係員は私たちのパスポートと航空券を持って何処かへ消えた...(ギャ〜海外でパスポートを手放すほど不安になることは無い)しばしその場で待たされた後、新たに支給された航空券で無事にゲートを通過出来たのだが、機内に入ってまたビックリ!何と私たちの座る席には既に外人のおっちゃんが!

おっちゃんに「航空券を見せて?」と云うと何とまぁ私たちに新たに支給されたのと同じ座席番号が!!おいおいコレってダブルブッキングってやつかい??とキャビンアテンダントを呼ぶと、日本人のチーフがやってきて、私たちの航空券とおっちゃんの航空券を持ってまた何処かへ消えた・・・

しばらくして戻って来た彼女はおっちゃんに何やら話しかけ、おっちゃんは荷物を持って何とビジネスクラスへと移動したのである!プギャ〜!!私たちがもし独りだったら..あるいはおっちゃんが2人連れだったら..私たちの方がビジネスクラスに移動出来たのかも...つつ、残念...orz


それにしても当初の座席は2カ月も前に日本で予約したもので、かなり後方だったのだが、新たに支給された座席はビジネスクラスのすぐ後ろ、あげくの果てにその席までダブルブッキングでゴタゴタって・・・

座席があったから良かったようなものの、日本では有り得ないこのアバウトさに正直ぶったまげた
トラブルまみれの前回に比べ、今回は割と大きなトラブルも無く10日間が過ぎたので、何処かでドカンと来なきゃ良いが…と思ってたのが、コレだったのね〜(; ̄д ̄)ハァ|||

13:55,行きと同じく化石のようなB747−400は成田へ向け14時間のフライトへ


15:30、アペリティフ

16:48、鶏胸肉のロースト

こちらは牛肉のバーベキューソース蒸し煮&ミラーのウルトラライトビール
こまごまと付いてたチーズやクラッカーをおかわりして食後にワインを楽しむ方も。


日本で事前に予約した座席は通路側からの2席だったのだが、差し替えられた座席は窓側から2席、トイレに確執のあるアテクシは通路側の席と替ってもらおうと交渉したが、通路側の日本人男性は「僕もたくさん飲むので大丈夫ですよ、トイレはご遠慮なく」と云ってくれたので安心してビールを飲む。


20:24(日本時間5/28am9:24)
アラスカ上空の素晴らしい景色

何やら基地めいたモノが..


アラスカ・アンカレッジ空港


21:28、フルーツとハムサンドの軽い夜食


おびただしい流氷群


1:37(日本時間14:37)
朝食のエビ入り炒飯


こちらはペッパージャックチーズ入りオムレツ

日本時間15:37、まもなく成田
アトランタからの飛行時間は計14時間に及び16:10着陸、浦安帰宅は17:45、ポップの部屋を出てから20時間、最後に時間を精算した気分だ。

******あとがき******

今回のテーマ『怒涛のSWWツアー』は、昨年の「目からウロコの初体験」から一気にマニアックな世界へと飛んだワケだが、世界中のスターウォーズファンが集結するWDWで、彼らと共にコアなイベントを楽しめたことは、SWファンのシモベとしてとても幸せな体験が出来たと云えよう。


また、前回の旅行ではリゾートの正しい楽しみ方を学んだが、今回多くを学んできたのは「譲り合いの精神」パレード待ちで後ろのママからの「子供を貴方の足元に座らせても良いか?」のリクエストに快く応じた小悪魔、立ち見で幾度となく隙間を開けて貰えた私、何もかも「並ぶ、待つ、耐える」が当たり前でゆとりの無い日本では、「悲しいかな、譲り合う余裕が無い」のが実情だが、WDWでは「譲り合うのが当たり前」誰もが一緒に楽しもうと言う「譲り合いの精神」に満ち溢れている、、羨ましい限りである。


さて、2010.5の旅行記はようやくこれで完成したワケだが、今回何故にここまで旅行記の完成が遅れたかと云うと..それはひとえに私の怠慢が最大の原因ではあるのだが、素晴らしいシステムと絶賛した「フォトパス・システム」が要因のひとつでもあるのだ。

日本でも最近フォトキーシステムが導入されたが、この「フォトパス・システム」ネットオーダーが全て英語の上、フォトブックの複雑な編集をやり進めるうちに「苦痛以外の何物でもない」気分になってきて頓挫、来る日も来る日も作成してはやり直しの繰り返しで、結局、帰国後1か月以上この「フォトパス」に振り回されて「旅行記」に全く手が付けられなかったのである。

当初公開予定の七夕が終わる寸前、フォトブックの仕込みが出来あがった時には「複雑難解なジグソーパズルを完成させた気分」で思わずシャンパンでも開けようかと思ったくらいだ...()´д`()ゲッソリ・・・

 
 こちらが完成後送られてきたフォトアルバムとフォトパスのCD
アルバムの中身をお見せすることが出来ずすみません<(_ _)>

最後に、これからWDWへのご旅行をお考えの皆様に参考として今回の旅行費用の内訳を..

…9泊11日、なお費用は2人分、レートは¥90〜¥95で計算

 宿泊費…素泊まり9泊  $866.26
 ミッキーネット割引クーポン△  $25.00
 差し引き宿泊費          $746.76  ¥79,600
 食費・チップ洗濯他雑費     $453.02  ¥40,700
 年パス…             $1041.58  ¥94,300
  飛行機代(燃油代、空港利用料&手数料含)  ¥185,160
 2人分で合計  ¥399,760

以上、今回の総費用は4パーク年パス代を含めて〆て@¥199,880.-でした。
さぁ皆様いかがです? WDWは決して「遠い夢の国ではない..」ざますよ


ちなみに4パーク行き来自由のパークホッパーチケットを付けた場合の宿泊費は$1850.74だったので、年に2回以上訪れるなら年パス購入の方が断然お得です( ^^)b

また、宿泊費は本来なら同条件の素泊まりで約$1000のところ、今回は期間限定の割引で上記の価格でしたが、他にも泊数に応じて最高$500のギフトカードが付くプランや、無料でダイニングプランが付くサービス、年パスでの宿泊割引など様々なサービスプランが適用される場合もあるので、どれが一番お得なプランかを探してみましょう。

次回は本場のハロウィンとクリスマス&ダッフィーの最新情報を『いち早く』?お届けしたいと思っています。皆様、お楽しみに〜〜〜(^_-)=☆


〜おしまい〜


と云うワケで今回なかなか進まない更新を気長にお待ちくださった皆様、前回にも増して長々とつたない文章をお読み下さった皆様、お待たせして本当に申し訳ありませんでした。
今回もアドバイスを下さったmoko様、膨大な写真&大量のビデオを編集下さった助手様&濃縮3倍助手様、可愛いベイダー卿との3ショットを描いて下さったグスタフ様他皆様のお力で、今回も素晴らしい旅行記が仕上がりましたことに深謝いたします、ありがとうございました。


〜〜“May the force be with you!”〜〜


 ↓ 予告編で使われた編集ビデオです、素晴らしい出来なのでもう一度♪

 

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